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ぼくとBluesky 2023

はいどうも〜!kojiraです!

この記事はBluesky Advent Calendar 2023

adventar.org

の24日の記事です。 23日の記事はみりめいさんのSNS擬人化漫画の本編(3話)です。

それではさっそくいってみましょう!!

2023年は分散型SNSにどっぷり浸かった1年でした。コロナ禍の中、ほとんど誰とも会わない日々が続いていましたが、分散型SNSを始めてしばらくしてから非常に多くの人々と会うことになりました。

スクショや写真を見て思い出しながらひとつひとつを振り返ってみようと思います。

2月25日、Nostrで「Nostrの歌」を作詞して投稿する所からがBlueskyとの本格的(?)な関わりだったかもしれません。NostrではBlueskyへ憧れ、招待コードを手に入れて青空へ飛び立つのを待っている人がたくさんいました。そんなNostr民の気持ちを代弁するかのように作ったのがこの歌でした。(所要時間約10分)

Blueskyへの憧れをうまく表現できていますね(?) そして30分ほどで歌って録音して投稿したものがこちらです。(勢いで録音したのでピッチもブレブレ)

そして、2023年3月3日、ついに先行してBlueskyに参加したKaoriさんからNostrのDMで招待コードをいただき、めでたくBlueskyに参加することができました。

Blueskyに参加した日

当時はまだアカウント数が1500程度しかおらず投稿のほとんどが英語話者で、数少ない日本人も英語で投稿している人が多かったです。 この頃はBluesky開発チームのWhyさんはBluesky参加者全員をフォローしていました。懐かしいですね。

当時のWhyさん。招待コードをひたすらばらまいていた。招待コードが短い!

そして当時はiOSアプリのみでAndroidアプリが存在しておらず、ブラウザでも見ることもできなかったので、AndroidユーザーのためにNostrでこんなクエストを投稿しました。

するとなんと1時間も経たないうちにブラウザでアカウントが作成できるツールができあがってきました。

正常系はテストできていませんってテストしてへんやんと思いつつも、このツールで多くのAndroidユーザーがBlueskyのアカウントを作成することができました。 そしてさらにしばらくすると、タイムラインが取得できるようになります。

スピード速すぎ。当時のNostrは精神と時の部屋としか言いようのない異様な密度で、少しタイムラインから目を離すとすぐに新しい話が生まれてくるので、まったく持って目が離せませんでした。あやしうこそものぐるほしけれ。FOMOることこの上なし。

なんとその深夜にはBluesky勉強会のconnpassが立てられたのでした。

当時はBlueskyの方が人が少なかったので、Nostrでのみ告知されています。 そして3月17日に第一回目のBluesky/ATP勉強会を開催されました。勉強会の配信のアーカイブはこちらです。

そしてWhyさんが日本に3月末に桜を見に来たいという投稿(探すのが大変で見つかりませんでした)を受けて、Nostrでこんなこともしていました。 当時、すでに関東では3月末には桜がほとんど散ってしまっているはずなので、桜が見れないかなあと思っていたためです。

しかし、京都で無事に桜は見れたようです。よかったね! bsky.app

そんな中、3月28日にWhyさんがこんな投稿をしていました。 bsky.app

翻訳: 4月7日から9日の間に東京でブルースカイミートアップを開催したいと考えています、興味のある人はいますか?

私もリプしたのですが、この時はWhyさんからの反応はありませんでした。 そしてBlueskyチームのRoseさんよりWhyさんの投稿に以下の返信があり、メールで協力者を募集していました。 (メールのやり取りは大変そうだったので私からはメールは送りませんでした。)

bsky.app

色んな人からメールが来たようですが、各自バラバラで情報を投げているため、土地勘も何もないRoseさんが取りまとめるのは大変そうでした。複数人の日本人とやり取りするのはまず無理だったと思います。 そこで、すでにBlueskyの勉強会を開催していた私に白羽の矢が立ったようでした。

bsky.app

まずは協力者がバラバラでメールでやり取りするのは大変なのでdiscordのサーバーを立てました。

bsky.app

このサーバーで色々と準備と調整を進め、開催まで約1週間程度しかない状態で100人規模のイベントを開催することとなりました。 まずは日程を4月7日に確定させ、会場は未定でしたが、すぐに集客用のconnpassページを立てました。これで集客はなんとかなりました。 イベントの集客状況はこんな感じ。

集客状況

我ながら1週間でよくここまでオフラインで集客できたなあと思います。

翌日の3月31日に池袋の会場をレンタルスペースサービスで押さえることもできました。 と思ったら、なんとレンタルスペースのサービスから数日後にキャンセルメールが飛んできて、よくよく調べるとその会場はだいぶ前に潰れてしまっていたのでした…。それがわかったのがなんと4月4日の開催三日前!

急遽また会場探しをして、電話をかけまくってその日のうちに銀座の会場を押さえることができました。そしてその流れで、そのまま会場の下見に行き、会場の状態や飲み物、ケータリング、ゴミ出し方法など開催に必要な情報を聞いて準備を整えました。この時は流石に焦りましたね!

なんやかんやあって無事にイベントは開催できました。沢山の方々のご協力感謝します。

現地が夜中3時にも関わらず付き合ってくれたJayさん、Roseさん、Paulさんにも感謝!

イベントの様子はこちら。

イベントは大盛況に終わり、イベント内で招待コードも配られました。 後に定量解析したときに、この時期に参加した人はリテンションが高い事がわかっています。

自作した週毎のリテンションのコホート

Whyさんもかなり喜んでいたようで、私が直接聞いたわけではないのですが「私が以前にミートアップをやった時はこんなにたくさん人も来なかったし寂しかった。でも今回こんな沢山の人が来てくれて活気があってすごく嬉しかった。」というようなことをおっしゃっていたようです。

そして、帰国してからWhyさんがミートアップのことを開発チームに話すと、チーム全員の人が日本に来たい!といっていたというようなことも聞いています。 Whyさんが帰国してからしばらくすると、アメリカのあちこちで毎週のようにミートアップを開催していた投稿がありました。

開発チームの人たちいつ日本に来るのかなあ。当時とはだいぶ状況が変わりましたが、いつか来てくれたら嬉しいですね!

そして4月28日に2回目のBluesky/ATP勉強会の開催。

428lab.connpass.com 配信アーカイブはこちら。

6月2日に3回目のBluesky/ATP勉強会の開催。 この勉強会で登壇し、発表用に開催当日に急ピッチでBlueskyちゃんbotを作成したのでした。 428lab.connpass.com 配信アーカイブはこちら。

connpassでは募集していませんでしたが以下のように5月に企画したOsaka meetupを6月25日に開催しました。 bsky.app

約20名参加し、大盛況のうちに終わりました。ぜひまた開催したいですね!shigeponさんが企画してくれそうですよ!(圧)

そして、9月2日に4回目のBluesky/ATP勉強会の開催。

ここではBlueskyの定量解析で登壇しました。 428lab.connpass.com 配信アーカイブはこちら。

9月16日、100万人突破記念オンライン座談会

座談会という初の試み。 428lab.connpass.com 配信アーカイブはこちら。

9月29日、meetup開催を手伝った人たち向けにBlueskyチームからお礼のグッズが届きました!

現在はアプリのアイコンが🦋になったので、いまグッズが作られると🦋のロゴになるかもしれませんね。

10月22日、第二回オンライン座談会

技術話ではなく難しくならないように緩くやってみました。 428lab.connpass.com

12月8日、NostrとBlueskyの合同オフライン勉強会

初めての大規模オフラインとオンラインハイブリッド開催。 428lab.connpass.com 配信アーカイブはこちら。

12月16日、四谷ラボ忘年会

焼肉とたこ焼きと生ハム原木で大いに盛り上がりました!

428lab.connpass.com

来年もまたたくさん盛り上げていきたいですね! なにか面白そうなことを思いついたらぜひお知らせください!

協力できそうなことであればバックアップします!!

明日(25日)のアドベントカレンダーの最後の記事はHimaさんです!

メリークリスマス! 良いお年を!